2007年3月13日午前9時ごろ、大阪(伊丹)空港発高知龍馬空港行きの全日空1603便の機体の前輪が出ない状態になり、着陸前に1時間余り高知龍馬空港上空を旋回した末、10時54分に胴体着陸した。後輪から着陸し、機首周辺に火花を散らしながら滑走路上に停止した。炎上や爆発はしていない。 NHKによると、同機には乗客56人、乗員4人が搭乗していたが、いずれもけがはなかったという。
使用されていたのはカナダのボンバルディア社製のDHC8-400型で、74人乗り。同機をめぐっては、トラブルによる目的地変更や出発地に引き返すなどが相次いでおり、07年に入ってからも、トラブルが原因で1回欠航したほか、2回にわたって出発地に引き返している。06年4月には、国土交通省の担当者が、ボンバルディア社が本拠地を置くカナダを訪問、航空当局や同社に改善を求めてもいた。
引用元 ライブドア・ニュース (http://news.livedoor.com/article/detail/3071528/ )
皆さんそうだと思いますが、今日、ものすごく驚いたニュースです。
前輪が下りずに、上空を旋回しているというところからニュースで見ていましたが、本当にハラハラ・ドキドキでした。
乗客・乗員を含めて、誰もケガなく、無事だったことが本当に何よりですね。
いやー、本当に機長という職業のすごさを思い知らされました。
前輪が出ないという緊急事態にも関わらず、ほぼ完璧な胴体着率をするなんて、本当に涙が出そうになりました。
昔、雑誌だか、テレビのインタビューか何かで、見聞きしたのですが、機長は常に最悪の事態を想定し、それに備えるように心がけているのだそうです。
何が起こっても、冷静に心乱れることなく、きちんと乗客の安全を確保する、と。
そもそもリスクヘッジということばは、コックピットの中で生まれたことばだと聞いたことがあります。
今では、金融の専門用語になっていますが、もともとは、コックピットの中で、航空機に何らかのトラブルがあった場合に、それに対する大体案を備えておくというという思考方法を指すのだそうです。
どこかの航空会社の機長は、巡航中に客室乗務員1名を操縦席に座らせ、写真撮影をしてたというのに・・・
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