えっと、こちらのブログにやまさんより、コメントをいただきました。
伊丹がなくなるから関空が出来たんじゃなくて、関空が出来るから、伊丹をなくそうとしたけど、結局無くせなかったんじゃ無かったでしたっけ?
ありがとうございます。
コメントにも書いたんですが、ちょっと改めて。
ありがとうございます。
コメントにも書いたんですが、ちょっと改めて。
えっと、ボクがニュースで見てちょっと調べてみたんですが・・・
1 安全性・騒音などを理由に、伊丹空港の閉鎖・移転の検討がはじまる
伊丹空港が都市部にあるので、万が一墜落のときに、大事故になりかねない。
また、近隣住民の方から、騒音被害の問題もあり、移転が検討される。
ってことで、次のフェーズ。
2 関西圏で候補地の選定が行われる
(このときに、神戸空港の案があったが、神戸市は拒否。)
安全性・騒音問題を含めて、海上空港がいいのでは、っていう話になって、
今の神戸空港の場所に、伊丹空港を移す話もあったようです。
が、当時の神戸市はこれを拒否。
まあ、そのあとで、空港誘致をしているっていう支離滅裂になっているようですが・・・
で、いろいろな選定作業を経て、
3 今の場所に関空ができることが決まる
海上なので、安全や騒音問題はある程度はクリアーに。
でも、その分、大阪の中心からは遠いので不便 & お金がかかる。
4 関空完成。伊丹はなくなるはずが・・・
関空は遠いっていう声や、伊丹が便利っていう声が出始める。
で、結局伊丹をつぶせずに今日までののらりくらり。
当然、伊丹空港がなくなって、お客さんが関空にながれずはずだったのに、なくならないから、関空の利用者が増えず。
そして、なぜか神戸空港まででき、余計に関空の利用者が減り、赤字。
利用者も少ないわけだから、航空会社も関空便を減らす。
・・・あれ?
じゃあ、そもそも関空なんかいらなかったじゃん。。。
っていう流れみたいです。
(ネットのニュースやサイトで調べたので、間違いがあれば、ご指摘を)
まあ、いろいろ事情はあるんでしょうけど、うまーく、効率的になればいいんですけどねぇ。。。
難しいもんです。
安全性と騒音という理由以外に伊丹だけでは航空需要に対応できないことが関空を作った最も大きな理由です。
また、首都圏の航空需要を補完する意味もあったでしょう。つまり成田から出国するのではなく、東京都大田区や神奈川県在住の方でしたら、羽田→関空→海外というルートの方が便利といえるからです。
関空の一番の問題は高コストな点と、朝青龍のようにマスコミが関空を目の敵にし、ネガティブイメージを植えつける点でしょうか。先日の減便のニュースでも関空ばかりが前面に出ていますが、他の空港とりわけ中部も相当な減便・廃止がありました。
マイラーからすると、関空便が増えることは、いろんなルートの可能性がでてきてベターなはずです。今のような航空行政が続くなら、どんどん日本にエアラインが寄り付かなくなるのではないでしょうか。
ご丁寧に解説有り難うございました。
確かに、まず、伊丹を無くそうとしたのが最初ですね。
しかし、それにしても、国にしても地方にしても、一貫した方針が無さ過ぎですよね。