JR東日本の電子マネー Suica、JR西日本の電子マネー ICOCA。
利用範囲やデザインだけではなく、両者には大きな違いがあるのです。
ヒントはそれぞれの地域の住民の気質の違い、とでもいうのでしょうか?
せっかくなので、ちょっとだけ考えてみて下さい。
答えを聞けばなるほどなーと思いますよ。
考えていただいているあいだに、SuicaとICOCAの説明を。
Suicaとは「Super Urban Intelligent CArd」に由来していて、「スイスイ行けるICカード」の意味を持っています。
一方ICOCAは、「IC Operating CArd」であり、「行こうよ」の意味を持つ関西弁「いこか」にひっかけてネーミングされています。
・・・今さら説明するまでもないですね(笑)
考え中。。。
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考え中。。。
さて、答えは思いつきましたか?
正解は、Suica・Icocaにお金が入っていない、入金額が不足の場合の対応です。
例えば、初乗りが130円だとして、Suicaに100円しかチャージされていない場合、当然、改札は「金額不足」で通ることができません。
ところが、Icocaは入金が足りなくても、入場はできます。
そして、降りるときに、不足分を払うようなシステムになっているとのことです。
これはせっかちな関西人の気質を反映させたサービスだそうです。
実際に効果が上がっているかは別にしても面白い切り口です。
そうなると、これからサービスが開始されるJR東海の電子マネーはどちらのシステムを採用するんでしょうか?
というか、JRなのだから、統一規格の電子マネーを発行したほうが、ユーザーにも優しいし、利便性もあがると誰もが思っているのでしょうが、各社バラバラですね。
大人の事情ってやつでなんでしょうが、もう少し考えて欲しいものです。
と長くなりましたが、とにかく電子マネーは非常に注目です。
次回、電子マネーについての続きを書きます。
ちなみに、Suica、Edy、ICOCA電子マネー・ビジネスのしくみは電子マネーについてまとめられた非常に良書です。
Suica、ICOCAの違いもこの書籍から引用させていただきました。
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