ユナイテッド航空マイレージプラスとANAマイレージクラブの違いについてです。
どちらも同じスターアライアンスに属する航空会社ですので、特別な理由がないのであれば、どちらか一社に絞るほうが無難です。
日系マイレージか、外資系マイレージか、という比較に近いものがありますが、参考まで。
マイル有効期限
最後にマイレージが増減してから、18ヶ月というユナイテッド航空マイレージプラスに対して、ANAマイレージクラブは、取得した日の2年後の12月31日まで。
つまり、最大で3年までです。
マイレージプラスは、マイレージが1年半に1度増減していれば、事実上無限に繰り越せるのですから、期限だけを考えれば、マイレージプラスのほうがお得です。
ユナイテッド航空搭乗マイル
(ユナイテッド航空に乗っても、ANAマイレージはたまります)
ユナイテッド航空は、格安航空券であっても、マイレージは100%加算されます。
ANAマイレージの場合、格安航空券で50%、正規割引運賃であれば、70%加算です。
ANA 国際線搭乗マイル
(ANAに乗っても、ユナイテッド航空のマイレージはたまります)
国際線のフライトマイルは、どちらのマイレージカードを出しても同じです。
格安航空券で50%、正規割引運賃で70%、普通運賃で100%加算です。
ANA 国内線搭乗マイル
普通運賃はどちらも100%加算。
正規割引運賃は、ANAで75%加算、ユナイテッド航空で70%加算です。
一番のポイントは、格安航空券で、ANAで50%加算、ユナイテッド航空は0%、加算されません。
フライトマイル、まとめ
格安航空券というのは、いわゆるパッケージツアーのときの航空券の種類です。
海外旅行にパッケージツアーで旅行する方は、ユナイテッド航空を。
国内旅行にパッケージツアーで旅行する方は、ANAを。
ものすごく大雑把なわけ方ですが、ひとつの目安にはなりますよね。
特典(無料航空券)交換
無料航空券の交換に必要なマイル数も、両社で異なります。
路線ごとに若干異なりますが、ANAほうがより少ないマイルで交換ができる傾向にあります。
ただ、日本国内の往復無料航空券(もちろん、ANA便利用)は、どちらも15000マイルで交換可能です。
特典航空券の譲渡、マイレージの購入
ANAは特典航空券の利用方法にも細かい制限があり、2親等以内の親族にのみ譲ることができます。
一方、ユナイテッド航空マイレージプラスは、誰にでも譲渡可能。
友人らのために、特典航空券を発行して一緒に旅行ということもできるのです。
また、ユナイテッド航空マイレージプラスは、マイルを購入することができます。
1,000マイル?5,000マイル・・・US$2.75/1マイル
6,000マイル以上・・・US$2.5マイル/1マイル
別途連邦消費税7.5%+手数料US$35
あと、数マイル足りないときの非常手段としての道が残されていますので、いざというときには便利です。
ユナイテッド航空マイレージプラス まとめ
海外旅行に数年に1度は行く人、またはマイレージを気長にためたい人向けのプログラムです。
また、生活圏が日本国内ではなく、アメリカにある人などは、ユナイテッド航空のマイレージのほうが使い勝手がいいでしょう。(当たり前ですが・・・)
3年間で15000マイルをためられるか、がひとつのポイントになるかと思います。
それがムリであれば、ユナイテッド航空のマイレージを少しずつ、こつこつとためていけば大丈夫。
少しでもマイレージが動いていれば、期間が無限になることを利用して、場合によって、使い分けるというのも、上級のマイラーさんならば手かもしれません。
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