さてさて、MAGISさんからメールいただきました。
件名が
「初めまして。いつも楽しくHP拝読しています。少し残念な情報ですが共有していただけますか?(長い件名!)」
うん、長いですよ!(笑)
深町様
いつも楽しくHP、メールを拝読しています。
また、いつも有意義な情報ありがとうございます。私もAMEXファンで、先日ANAAMEX一般カードに申し込みました。
しかし、少々残念に思うことがあり、(面識もないのに失礼ながら)深町さんメールいたしました
(気持ちを共有して頂けるかな、と勝手に思いまして。なんだか、ずうずうしくてすみません)。というのは、ポイントの付き方なのです。
AMEXは100円で1ポイントですが、買い物の都度に付きます。
ところが、ANAJCBやANAVISAですと、1000円で1ポイント(10マイル)ですが、1ヶ月の合算金額に対して、ポイントがつくそうです。
つまり、JCB・VASAですと、1ヶ月の(俗な言い方ですが)「死に金」が最大でも999円なのです。これを比較してみると
例えば
199円の買い物を50回したとすると
AMEX->1ポイント(掛ける)50=50マイル
JCB・VASA->199円(掛ける)50=9,990円->90マイル
となります。2倍近い差が付きます。極端な例ですが…。
私は、7月下旬にAMEXに入会したので、「5ヶ月で一定金額使うとボーナスポイント」キャンペーンや「公共料金でボーナスポイント」キャンペーンが適用されるので、AMEXに入ることは、決めていたのですが、JCB・VISAが合算金額についてのポイントとは知らず
(というかAMEXが最強と思っていたので)、少しショックを受けてしまいました。せこい話ですみません。
毎日、深町さんのHP、メールを読んでいると、なんだか(勝手にですが)仲間意識をもてるようになり、メールをしてしまった次第です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。これからもHP頑張ってください。楽しみにしています。
まだまだ暑いですね。ご自愛ください。MAGIS
はい、ありがとうございます。
仲間意識を持っていただけるのはうれしい限りです。
ボクは勝手に読者の皆様は、というか、マイルを貯めている皆さんは、仲間だと思って日々更新しております。
なんかね、それが勘違いであっても、仲間っていうか、同士の皆様向けにメールしたほうが
気持ち的に書きやすいので・・・
で、このポイント問題はおっしゃるとおりです。
基本的に、ほとんどのカードが合算方式です。
それぞれでポイント加算してるのって、アメックスくらいじゃないかな?
それはそれで仕方ないので、回避策は2つ。
まずは、端数を作らないようにする。
たとえば、ガソリンスタンドなどでは、2000円分給油する、とかですね。
あとは、アメックスの場合、モバイルSuicaがポイント対象なので、極力モバイルSuicaが使える場所では利用する。
つまり、アメックスの明細上ではモバイルSuicaへのチャージ、1000円単位になるので、死にポイントは発生しません。
まあ、あとは・・・公共料金とかは仕方ないですけど、支払額によって、カードを変える、とかですかね?
たとえば、199円の支払いならば、アメックスではなく、他のカードを使う、とか。。。
そのあたりはうまくコントロールしませんとね・・・
確かに、この合算できないのは、アメックスの欠点ではあるので・・・
せっかくですのでANA-AMEXの残念な情報をまとめてみました。
?他のANAカードと異なり100円未満のポイントが決済毎に端数斬りのため、少額決済を多用すると「死にポイント」が増えて損をする。
?ANA-VISA-suicaであればモバイルsuica登録料は無料だが、ANA-AMEXではモバイルsuica登録料1000円/年を支払う必要がある。
?ANA-AMEXは公共料金の付与ポイントが半分。また、NHKはポイント付与対象外。
?ANA-AMEXはJCB,VISAと異なり前年度利用額に応じたボーナスポイントがない。そのためキャンペーンやANA利用分を除くと還元率が1%を上回ることがない。そのため決済額が多い場合、ボーナスポイント付与のあるJCB,VISAの方が還元率が良い。
?今回のANA-AMEX-WGのキャンペーンを見ても分かるように、AMEXは新規会員にはポイントが恐ろしく溜まるキャンペーンを乱発するが、既存の会員向けのキャンペーンは新規に比べて少なく、そのポイント付与も小さい。そのためキャンペーンのメリットを享受し終えた既存会員は、それ以降は1%還元で我慢するしかない。
逆にANA-AMEXのデメリットがカバーできそうなケースをまとめてみました。
・キャンペーンでガツガツ使えそうな場合
キャンペーンでポイントを掻き集める方向で割り切れば美味しいかも。
・ANAグループでのカード決済がやたら多い場合
ANAの航空券・ツアー・機内販売・通販ではAMEX側のポイント還元率が1.5~2%に跳ね上がる。
更にマイルプラスの場合はマイルも同時付与。
ポイント割増しで端数切りをリカバーできそう。
・関西・岡山・広島在住か出張する機会が多い場合
SMART ICOCAへのクイックチャージで端数切り対策ができる。AMEXはSMART ICOCAもポイント対象。
デポジットが500円分必要だが、モバイルSuicaと違い年会費は一切かからない。
Suica・TOICAエリアでは電子マネーとしても使える。
Suicaでは利用できない「PiTaPaエリア」・「PASPYエリア」も乗車できる。
クイックチャージの限度額月4万、関西・岡山・広島地区のICOCA導入エリアでないとクイックチャージできない、PiTaPa・Suica・TOICA以外は相互利用していないのが難点。
・他社発行のANA一般カードも入会しているがそれだけでは限度額が足りない
ANAグループはAMEX、ANAグループ以外は他社発行という使い分けをする。
何が何でもANAマイルにしたい場合でないと旨みは少ないかな。
・安くラウンジが入れるカードがほしい場合。
ラウンジ利用を考えるならコストパフォーマンスは高いかな。
・以下余談
JALカードの場合も、Suica提携でビューカード側に付くポイント以外は全て決済ごとに付与。
JALだと金額によっては端数を切り上げて計算するケースがあるので、まだ少額でも使いやすいかな。
はじめまして。
ANA-AMEX持っています。
ふと気がつき、ポイント計算してみたところ、
利用額188295円に対し、
アメックスポイントは1794でした。
これを、普通のカードで考えれば、188ポイント。
還元したマイルで考えれば86マイル損をしていることになりました。
(この計算は、何か月分かの合計でやってます)
10000円で1ポイントつダイナースで考えても、
18ポイントつくわけですから、アメックスが一番損だったというわけです。
年会費等は、カードの特典やステータスで考えて差し引きして考えることもできますが、
マイルが無駄なくたまる!っていうのは誤解ですよね。
コメントありがとうございます。
18万円っていう金額を使えばそうなりますけど、たとえば、毎月10,000円くらいの利用であれば、ムダなくって言えますよね。。。
なので、まあ、人によっては無駄なく貯まるし、人によっては無駄になってしまうこともあるっていう見解でいいのかな、と個人的には思ってます