経済産業省は6日、量販店や航空会社などさまざまな企業が顧客に発行している「ポイントサービス」に関するルール作りを進める方針を明らかにした。
近く研究会を発足させ、発行した企業が倒産した場合のポイントの取り扱いや個人情報保護など、広範な角度からルールのあり方を検討する。07年6月までに報告をまとめる方針だ。
商品やサービスと交換できる各種ポイントは急速に普及している。「お金」のような価値を持っていることから、経産省は一定のルールが必要と判断した。
日本の企業が発行するポイントの現状について、経産省が民間調査機関に委託して調べたところ、年間約4500億円分のポイントが発行されていると推計された。経産省は実際には、推計の2倍を超える1兆円規模のポイントが発行されていると見ている。(Yahoo!ニュースより)
記事にあるように、ポイントが「お金」のような価値を持っているのはもはやまぎれもない事実ですので、確かにルール作りは必要です。
あくまで一個人の意見として、マイラーにどんな影響がでるのかを想像してみます。
記事にあるように、ポイントが「お金」のような価値を持っているのはもはやまぎれもない事実ですので、確かにルール作りは必要です。
あくまで一個人の意見として、マイラーにどんな影響がでるのかを想像してみます。
まずは、税金の問題。
楽天アフィリエイトをされている方々のあいだで、楽天ポイントは課税対象になるのか、否か、という議論があります。
明確な結論は今のところ出ておらず、税務署の担当者の判断による、というのが現実問題のようですが。
マイレージの場合も、もしかすれば、何らかの税務上の義務が生じる可能性はあるのではないでしょうか?
マイレージに限らず、ポイントと税金というのは難しい問題になると思いますし、仮にルール作りをしたとしても、抜け道が多くあってはどうしようもないですし。
という、あまりマイラーさんやポインターさんに嬉しくない話が1点。
もう1点は、ポイントを発行する側の規制がかかるべきだと思います。
具体的には、マイレージへの還元レートをどうとらえるか、という問題になります。
オリコカード、
OMCのJiyu!da!カード、P-oneカードなどなど、ほとんどのカード会社がポイントに関するルール変更を行っています。
いわゆる「改悪」ですが、これにもある一定のルールは必要なのでは?と思います。
JALマイレージに交換できますよ、とさんざんお客さんを集めておいて、いざポイントが貯まってきたら、ルール変更ということが、頻繁におきてしまうことも問題ではないでしょうか?
あとは、記事にもありますが、ポイント発行会社が倒産した場合の取り扱いや個人情報の取り扱いもルールは必要ですね。
クレジットカードや電子マネー、そして、ポイントの普及で将来的にもしかすると、現金を一切持たずに生活できる日が、遠くない未来に実現できそうですね。
まあ、ボクの場合も、おそらく出費の7?8割はクレジットカードで支払っていますので、やろうと思えば、現金なしでも生活できる気はしているんですが。。。
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